寄り と 引け の売買が有利な理由

寄付前に新規注文(エントリー)を出し、大引で決済(エグジット=ロスカットに引っ掛らない無い限り)を行う手法が最も有利である。
何故か?それは場中(ザラバ中)に板や分足チャート見ていても、自分の思い通りに動く事は絶対にならないからです。 むしろ“欲望”や“恐怖”に駆られて、“早い利食い”や“遅い損切り”をしてしまい、結局は年間トータルで大きく負けてしまいます。 負ける一番の原因は、「相場の読みを外す事」では無く、スプレッド(買い気配売り気配の差)とスリッページ(注文価格と約定価格の差)が積み重なってしまうので、勝率5割でも大きく損をします。デイトレードで…場中に注文を出すと、エントリー(仕掛け)に1ティック エグジット(仕切り)で1ティックの計2ティック…年間220回トレードを行うとして、2ティック×220回=440ティック(ラージでいえば440万円)のハンデが生じる訳です。言い換えれば、ロスカットを除いて、場中に売買注文さえ出さなければ…440ティックのエッジが得られるのです。(これは、市場に対してではなく、場中にオーダーを出すトレーダーに対して…)ですから、ロスカット以外に、一切場中でトレード(ザラバ中に、新規の売買及び利食い等)をしない事が賢明な売買手法なのです。場中に、売買(トレード)をほとんどしないのですから、ザラバの値動きを見る!必要も一切無く、もし最悪の場合は、ロスカット(年間50回前後)で…不測の事態を対処します。